にこにこ

神保町トーク「平成独りよがり」
お芝居の関係で舞台上にはプロレスリングのセットが組まれている。「こんなストロングスタイルでやるつもりはなかったんですけどね」と本日の主役吉村。
吉村も言っていたが、幕が開いて吉村が出てきても会場が硬い。出演者も客席も緊張したまま「平成独りよがり」がスタート。普段の吉村崇を見ていてたらそりゃ緊張しますよ。授業参観のような気持ちで見に来てるんですから(笑)それを察知した吉村から「その感じはよくない(笑)やめてよ。」とお達し。それでも最初の5分はがっつり前を向いて話すことができない吉村。「久々に顔が引きつってます」
一人で60分は初めて。立ち位置がどうしても向かって左よりになってしまう。ライブが始まって10分で次回の告知を始める吉村。独りよがりは隔月でやっていくそう。間に平成の業界人を挟んでいく形式。業界人は実際にゲストで業界人を呼んでトークするらしい。このライブを通して、すべらない話でも手が震えないような、どこに出しても恥ずかしくない吉村崇にしよう!という趣旨だそうです。
話す内容をメモには書いてきたけど、そんなに数がない為、こんな状態でやってる自分はすごいだろ、なぜか自慢げに言ってた(笑)話の内容の7割が同居人・久保田氏の話でした。聞いたことある話もいくつかはありましたが、それ以外の話も何個かしてました。初めてクラブに行ってSAMに遭遇した話などなど。噂のドラマの話もしていて、あまり詳しくは言えないけどスペシャルドラマらしいです。何話かあるうちの1話に出てるそうです。
徳井健太イチゴ大福万引き事件も吉村による実演にて詳細が聞けたのが嬉しかった。さすが!相方のモノマネがお上手でした。あとファンからもらった手紙に驚きの写真が入ってたそうで。「どうしたらいいですかね?」と聞かれても返答しかねるよ…その流れで「やっぱ俺らのお客さんは下ネタに強いよね」とポツリ。自分らのライブのゲストに来てくれた芸人さんから「なんであんなに笑うんですか?」「いかれてるんですか?」とよく聞かれるそう。確かにその方面に関しては英才教育を受けているとは思いますが、もっとすごいと思うのは徳井氏のお漏らしで爆笑するところでしょう(笑)吉村いわく「ちょっとした下だと笑ってくれるけど、一歩踏み込むと笑わない」らしい。きっと性に関する下は聞き飽きているのでそこまで笑わないんだと思う。まぁ正直ノブコブのライブなら下で笑っても他の人も笑ってくれるだろうという勝手な安心感があるから皆さん笑ってるんだと思います。これ私だけだったらどうしよう(笑)
あとは唐突に「絵本にハマってます」と言って、サルカニ合戦の絵本を持ち出してトークしてました。神保町だから?西野くんの影響?
一人舞台だから何度も客席に問いかける場面があって、吉村には珍しく距離感のないライブだったなーという印象でした。ある意味「吉村崇」らしいライブだったかな、と。AGEAGEの吉村に嫌悪感を抱いてる人にぜひ見てほしい雰囲気のライブかも(笑)あと客層が落ち着いてきたなーって。まぁ当たり前なんだけど。値段的にもっと若い子いるかなーと思ったけど全然だった。久々にアンケート書いて、周りを見渡したら終演後結構な人数が同じくアンケート書いてて、なんだかホッとしたりしなかったり。いいライブだったな。