米兵とヤクザとブサイク

下北沢にて愛についての90分。新宿の地下ではなくあえて下北でやるのがいいと私も思います。酒を入れてはいけないよ。まぁ約1名飲めないから関係ないけども。畳もう。
家城吉村が並ぶのならばオコチャがいるだろう!なーんて思ってたらやっぱり作家さんとしてついてらっしゃいました。前半30分でディープな話になりすぎて、裏にいるオコチャ氏から「もっとポップな話題を!」とカンペが。そのポップな話の例が「最初にあげたプレゼントは?」「好きなラブソングは?」で爆笑。ポップとはこういうことなんだとそこで3人は知る(笑)それもこれも吉村がこのライブの趣旨を根本から間違っていたせい。なぜかMCとしてOPにひとりで現れる吉村。初MCです。現在絶賛放送中のピラメキーノでも思ったことなのですが、彼はカンペを読むのが下手。ガッツリ見ちゃってるんだもの(笑)今日に限ってはめがねまでしてるのに…吉村は今日ここに来るまで愛ではなくS●Xについてだと思っていたらしい。オープニングMCで女子高生に完全なセクハラ発言。JKにそれは捕まるよ?その後ひとりでMCしてる状況につまって「いつも見る顔ばっかりだ」といわれました。いつもの顔でごめんなさいね。逆にご新規様でこのライブに行こうとは思いませんって。そんなこんなで家城重岡ご両人を呼び込んで愛の作法スタート。
まぁ行く前から結果は分かっていたようなものなのですが、吉村が(愛に関しては)かわいそうな人間でしかないということ。母って偉大な存在なんだなってこいうこと。「女はすぐ裏切る」「女の浮気は本気」だとかこの類を聞くと毎回今まで出会ってきた女運がなさすぎるとしか思えないのです。途中でポップな話にとの指示があったためその話にはならなかったが「彼の初体験が友達の彼女である」というのもその所以かと。芸人さんの感覚が一般人には理解しがたいのは当然でしょう。
付き合う前にやるかやらないかの順序の問題でしょっぱなからブーイングを受ける重岡吉村。これに関しては男と女じゃ意見が分かれるのは仕方ないと思う…1年に何人も子供が作れる男と1人しか作れない女とじゃ考えの根本が違うと思います。家城氏はどっちかというと女性よりの考え方を持っているのかな?といった印象。というか女性を理解しようと歩み寄ってくれている。家城氏は「仕事の話をしたい!」と思える女性とではなきゃ付き合えないそう。芸人の仕事の話ってことは自分の頭の中をさらけ出すに近いから彼女に対してはきちんと心開いてるんだなーと。重岡氏も彼女という存在については他と分けて考えてると話していたので過去遊んでた男としてはまぁいい方かと。その点吉村ったらひどい。というか人を愛せないのでどうしようもないというしかない…自ら「数年前、バカだったときは…」と言ってたので自分の過去を一応は反省してるご様子。好きな女にはひたすら物をあげる攻撃をするとか残念な男としか思えない…
唯一3人の意見がそろったのが「女からのメール」の話。メールの返信がなく、大の大人3人が返信がこなくて家の中で大声出しちゃったり、うろうろしちゃったり。あんまり見ないようにしようとちょっと遠くに携帯を置いたりするそうです(笑)ここに関してはアラサー3人をかわいいと思えました。
途中でミニコントっぽい感じで「お前には仕事しかない!40にもなって今のままだったらあとは犯罪犯すだけだ!」と家城氏から言われてた吉村。本当にその通りだと常々思ってたので、師匠はさすがだなと。ちょっと目から汁が出そうになった(笑)結局前半からディープすぎたため「愛」について深く話すことができないままタイムアップ。次回持ち越し。次回があるかは不明ですが、オコチャ氏がやります的なことを言っていたのでそれに期待します。あぁ誰か吉村に本当の愛を…